会社案内
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当時の同業界には所謂「洋船具屋」と「和船屋」の2種があり、本人は「洋船具屋」にて修行してきた者でありましたが、開業当時は手っ取り早く帆船を対象といたしましたが、奇抜ともいえる独特の商才と強靭な体力と実行力の熱血漢でありました本人は大変な苦労はしましたが、数年のうちに世間に認められるような「洋船具屋」となりえました。昭和9年には当時の時節柄、ハルピン市にも出店を試みるまでの成長を遂げることができました。戦中の本人の隊役や、逓信省による大阪船用品配給株式会社への統合や、戦後処理を経て、昭和23年11月に株式会社に改組、株式会社
木村商店として、戦後の歩みを本格的に再開することになりました。
爾来、社業の発展に応じて、業務の遂行をより専門的に、より機能的にするため順次独立の組織体に、各事業部及び支店・営業所を分社化し、いわゆる連鎖店として経営の効率化を試みてまいりました。弊社を中心とした企業グループが形成され、創業以来の業務を各系列会社が分業分担し専業しました。
また、これら企業群の母体であります弊社は、もちろん船具をその「源」といたしておりますが、昭和30年代に入って、ヤンマーディーゼル株式会社、日本ピラー工業株式会社、其の他からの代理店委嘱もあり、漁船市場や産業資材市場へと更に展開して、グループ会社にて「海」に、「陸」に、おのおの技術専門分野に積極的業容の拡大と実績を重ねてまいりました。
時代は更に進み、主要海運会社の東京一極化と、新幹線や高速道路の整備、さらには通信手段の大変革は、弊社における連鎖店(Voluntary
Chain)運営が、経営の効力を失墜する時代の到来となったのを機に、船舶用品販売のグループ企業を再統合し、木村船舶用品株式会社と、親会社、株式会社木村商店との二者連立運営に移行しました。
時代の進歩はさらに著しく、経営管理システムによる全組織の一体化の必要性に鑑み平成19年には株式会社木村商店と木村船舶用品株式会社との資本統合による、株式会社KKロムホールディングスの設立と、その資本管理下にて二社営業統合のキムラ海陸通商株式会社を設立し、完全経営管理された全組織の一体化と機能化を実施することができました。
弊社は「事業は人なり、人は和なり」を創業以来の企業の精神といたしております。
古い伝統と堅固な基礎のもと、和合の人間集団を目指し、経営者・従業員共存の企業繁栄と社会に貢献しうる健全な企業の成長が続けられるよう、一層の努力を重ねてまいる所存でございます。
何卒宜しくご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げる所存でございます。
平成21年11月、(株)木村商店と 木村船舶用品(株) の統合化により、時代が求める「海と陸」の一環業務体制である「キムラ海陸通商株式会社」が、誕生しました。
グループ統合の目的は、これまで培ってきた人間力を含む企業資産を統合し、ダイナミックに変化する市場に対応すべく、営業力の集約と安定した資本力の強化にあります。
弊社では人間としての「誠実」を礎に、企業の社会的責任を遵守し、内部統制を徹底することにより、社会で必要とされる企業体質を確立してまいります。
今、私たちを取り巻く環境は、高度化とグローバル化へと向かっています。
この変化への構造的対応と、新しいエネルギーを結集した新体制により、お客様への多様なニーズにお応えしてまいります。
新たなキムラ海陸通商株式会社の挑戦に、ぜひご期待ください。